多目的・開放型ドーム Night Sky Dome ー 開放ドーム型スクリーンを活用したコンテンツと演出、"来場者の動線

 通常のドームスクリーン施設は、低照度の天体現象を光学式・デジタル式のプラネタリウム装置にてコンテンツ上映をすることが前提にされているため、ドーム内空間は完全遮光が原則になっています。それにより来場者入れ替え制を導入せざるを得ないケースが殆どで、高額な設備コストに見合った運用が困難です。また、完全遮光が原則ではドーム内の空間演出にも限りを与えてしまいます。
 そこでドーム内の完全遮光への拘りをなくし空間演出や活用方法に多様性を提供し、"映画上映館”形式の固定座席に代表される"来場者受動型コンテンツ”ではなく、"来場者能動形コンテンツ”の実現も可能になります。 

  完全遮光型ドームスクリーンの運用コストについて

 既存のドーム型スクリーンは約15-30m径と大型な建築物である一方、100-200名程度の収容人数が限度になっています。また、ドーム型映像コンテンツはその没入感の影響から長時間上映を行うと人の平衡感覚が刺激されるため、通常では40-60分間の上映を来場者入れ替え制で繰り返す運用がされています。

  ドーム型建造物の視覚的印象力とコンテンツ力で、人の動線を無駄に滞留させない

 「この中で、リアルタイムのオーロラが観られる」、「1時間後に戻って来れば、オーロラが観られる」。
 ドーム型建造物は芸術作品への興味と似た印象力を持ち、さらに人が滞留せずに“対流”するコンテンツを上映することで、来場者のリピート率が向上し、結果的にドームスクリーン周辺の施設や店舗へも経済的な潤いを与えることができます。
 また、ドームスクリーンは完全遮光ではないものの、暗幕等でパートタイム遮光を可能にすることで、既存の人気コンテンツの上映も可能になります。

  Pic Up - 弊社による事例(コラボ企画)

『 Live!オーロラ X 東北楽天ゴールデンイーグルス 』
 プロ野球球団の「東北楽天ゴールデンイーグルス」が、仙台市内のホームスタジアム敷地内に建設した多目的ドームのオープニング・アクトとして2015年に弊社代表の古賀祐三の講演と、Live!オーロラの上映を行いました。
 ドーム内は映像・音響設備、大型スクリーン付きのステージ、さらに飲食を提供するBarも併設され、来場者に自由と没入感を伴った映像空間を提供するシステムになっています。

『 Live!オーロラ X SEGA (Orbi Yokohama) 』
 SEGAが横浜のみなとみらいで運営する体験型アトラクション「Orbi Yokohama」とのコラボレーション企画。弊社代表の古賀祐三の全面協力にて、2015年~2016年に専用の小型ドームによるLive!オーロラの体験型上映のロングランを行いました。

  Night Sky Domeについて

 Night Sky Domeは、弊社とAuthaGraph社によるコラボレーション・プロジェクトです。AuthaGraph社のジオデシック・ドーム技術と、弊社のドーム演出・上映技法、コンテンツを活用し、より自由な演出と発想が可能なドームを広めることが目的です。

ドームのプロデュースのご相談はこちらからご連絡ください。

AuthaGraph社

  お知らせ / イベント・上映 / パブリシティ

☆2018年11月01日〜12月9日 四日市市博物館 特別企画展 (三重・四日市)「オーロラとアラスカ原野 〜自然とテクノロジーの協演」そらんぽ四日市
☆2018年12月01日 福岡市科学館ドームシアター スペシャルトーク/Live!オーロラ ☆2018年02月03日〜2018年03月31日 福島県郡山市ふれあい科学館宇宙劇場(23m)全天周オーロラ生中継
☆2018年01月19日〜2018年02月01日 ソニー銀座「古賀祐三作品展 Beyond the sky - 時とデータが紡ぐオーロラ -
☆2018年01月20日 福岡市科学館ドームシアター(25m)全天周オーロラ生中継xDJパフォーマンス
☆2018年02月11日 朝日新聞「オーロラ中継、郡山のプラネタリウムで 3月まで」
☆2018年01月23日 Astro Arts星ナビ「銀座でアラスカの夜空をリアルタイム体験」
☆2018年01月16日 毎日新聞「オーロラ写真や映像、生中継画像も 東京・銀座で作品展」
☆2017年12月12日 取材(古賀)BE-PAL(小学館)「野遊びマスターの偏愛ベストバイ」
☆2017年09月06日 報道ステーション(テレビ朝日) 4Kリアルタイムオーロラ映像を提供